脂肪溶解注射について

美容のためのケアとしては、エステサロンをまず考えるでしょう。が、有力な方法の中で、エステサロンでは行えないものもあります。

 

脱毛の場合の「レーザー脱毛」がそうです。また痩身(ダイエット)ならば、「脂肪吸引」がそれに当たります。

 

これらは医療行為の一つとされ、医療機関以外で行うことが禁止されています。内容も「ケア」というよりは「治療」の一種として扱われます。ですから、美容外科などへ行く必要があります。

 

「脂肪溶解注射」も脂肪吸引と同様です。内容は読んで字のごとくです。脂肪を溶かす薬剤を皮膚に注射し、余分な肉を落としていくのです。

 

もともとは脂肪肝や高脂血症の治療法として開発されたものです。

 

注射液の主成分はホスファチジルコリンです。脂質の代謝を活発にし、血管壁に張り付いたコレステロールを溶かす作用があります。

 

これが皮下脂肪のたまった部分に注入されると、脂肪細胞を破壊します。破壊された脂肪細胞は、血液やリンパに溶け出し、最後は汗や尿となって排出されます。

 

脂肪細胞は再生されることはありません。つまりいったん破壊されると、脂肪がつく源自体がなくなったままとなります。ですから、リバウンドの可能性はありません。

 

ホスファチジルコリンの原材料は大豆です。副作用はほとんどない、とされています。が、異物を体内に入れるのは確かなので、内出血やはれ、痛みが伴うこともあるようです。

 

治療費は一回当たり二万円から三万円というところでしょう。二週間ごとに数回受ける、というのが標準のようです。もちろん回数が増えるとそれだけ治療費はかさみます。