ほとんどのエステサロンの痩身コースで、メニューの中に必ず入っているケアがリンパマッサージです。

 

エステティシャンが自分の手で、直接肌をなで&さすり、リンパ(リンパ液)を送り出すものです。

 

ただ、「なぜそれが痩身につながるのか」がわからないまま受けている人も少なくないようです。

 

また、これだけではほとんど効果の出ないような人もいます。

 

先に結論を言ってしまいます。

 

リンパマッサージで、すぐに効果の出るのは、まだ本格的な肥満になっておらず、むくみのせいで太くなっている人です。

 

むくみが体脂肪に変わってしまった人は、効果が出るのには、時間がかかるでしょう。

 

体脂肪を放置して、セルライトになってしまった人は、ほかのケアが必要です。

 

目次
1.リンパマッサージとは
 1-1.リンパとは
 2-2.リンパが流れにくいわけ
 2-3.むくみ・体脂肪・セルライト
 2-4.リンパマッサージ
3.エステサロンでのリンパマッサージ
4.セルライトがある場合

 

1.リンパマッサージとは

1-1.リンパとは

 

その名前にあるように、リンパマッサージが相手にしているのは、リンパ(リンパ液)です。

 

体液の一種で、元々は血液の一部です。

 

動脈からしみだして、組織の中に出てきたところから、リンパという名前に変わります。

 

この時には、脂肪(血中脂肪)を含んでいます。組織を作っている細胞は、この血中脂肪を受け取って、活動のためのエネルギー源とします。

 

この活動の結果、出来た老廃物を受け取り、運び去るのもリンパの役割です。

 

その状態で今度はリンパ管の中に入ります。リンパ管はほぼ血管に並行する形で全身に走っています。また、関節の部分ではこのリンパ管は密集していて、しかも静脈とつながっています。この密集状態の部分をリンパ節と呼びます。

 

リンパはリンパ節の部分で、再び血液の中に戻っていくのです。また、リンパが運んできた老廃物は肝臓などで分解され、最後は腎臓でこしだされて、尿と一緒に体の外に出されます。

 

2-2.リンパが流れにくいわけ

 

このように、リンパの流れは、血液の流れに連動しています。ですから、血行が悪いと、リンパの流れも悪くなります。

 

ただし、まったく同じ流れ方ではありません。心臓が直接送り出している血液が1分もあれば全身を一周するのに対し、リンパはその間に30センチぐらいしか動きません。元々が流れにくいのです。

 

とくに下半身が問題です。@心臓から遠いので血液も圧力がかからない、A血液もリンパも水分なので立ったり座っている状態ならば下にたまる、といったことになります。

 

また、血液もリンパも筋肉が動けば、流れが助けられます。特に脚の効果が大きいので、脚のことを「第二の心臓」と呼ぶ人までいるぐらいです。

 

ですが、女性の場合、あまり脚には筋肉がついていません。筋肉の助けもあまり得られないのです。

 

2-3.むくみ・体脂肪・セルライト

 

むくみは皮膚の下にリンパがたまっている状態です。まだ水分の状態なので、追い出すのも比較的簡単です。

 

やがて、このリンパの中にある血中脂肪が材料になって、体脂肪が作られます。

 

ミネラルやビタミンなどの栄養素は余分にあると、尿などと一緒に体の外に出されます。

 

血中脂肪に対してはそのような機能はありません。余っている血中脂肪は確実に体脂肪に化けます。

 

逆に、血中脂肪などエネルギー源にするものが不足すれば、今度は体脂肪を取り崩して、使います。

 

ですから、この段階では、ダイエット(食事制限)やエクササイズが有効です。

 

この体脂肪を放置すると、体脂肪と体脂肪、さらに老廃物などが混じって、ほとんど固体のようになります。いわゆるセルライトです。

 

セルライトになると、もはやエネルギー源としては使えません。

 

もし、強引にダイエットやエクササイズをすると、セルライトはそのままなんの変化もなく、筋肉などがエネルギー源として消費されてしまうことまであります。

 

2-4.リンパマッサージ

 

むくみの正体であるリンパを直接的に手で流してやるのが、リンパマッサージです。

 

リンパドレナージュと呼ぶこともあります。「drainage」とは、「液を排出する方法」の意味です。

 

マッサージといっても、肩こりを解消するためのもののように、もむという感じではありません。

 

皮膚の上から優しくなでるか、さするような感じです。

 

また、必ず体の先端から、中央に向かってさすります。脚の場合ならば、足首辺りから始めて、最後は太ももの付け根です。

 

というのは、リンパは皮膚の下では、この向きで流れているのです。

 

また、大きな関節のあるところに来たら特に丁寧にさすります。先程申し上げたようにここには大きなリンパ節があるからです。

 

ここで静脈に送り込むことで、リンパも処理できるのです。

 

3.エステサロンでのリンパマッサージ

エステサロンでのメニューで、いきなりリンパマッサージが始まることはほとんどありません。

 

多くのところで、サウナ効果があるスーツを着せる、遠赤外線を当てるなど、体を温めることから始まります。入浴してからというところまであります。

 

体が温まることで、リンパも流れやすくなるのです。

 

あとの時間は、徹底してこのハンドによるリンパマッサージをするところと、ほかのケアを組み合わせるところにわかれます。

 

ほかのケアには、ラジオ波(電磁波の一種を当てる)、キャビテーション(超音波振動を使って、脂肪細胞に気泡を発生させる)、EMS(微弱な電流を流し、それのオン・オフを繰り返すことで、筋肉運動を起こさせる)などがあります。

 

4.セルライトがある場合

 

また、むくみや体脂肪の段階は通り過ぎ、セルライトになっている人は、セルライト対策専用のコースを選ぶようにしましょう。

 

リンパマッサージを中心にしたケアでは効果がありません。

 

セルライト対策の場合に、中心になるのは、ほぼ固体状態のセルライトをもみほぐすケアです。

 

これはハイテクマシンを使う場合もあれば、ハンドによるマッサージの場合もあります。

 

どちらもリンパマッサージのような優しいものではなく、場合によっては皮膚にアザもできるような荒々しいものです。

 

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